お母さん猫と、子猫1匹捕獲いたしました。
近くの公園で、今年2月ごろお腹の大きな小柄な猫ちゃんを見つけました。
捕獲を試みたのですが、うまく捕獲できませんで・・
えさやりに来ていた高齢の女性の方によると、何度も今までも捕獲を試みていて捕まらなかったのだそうです。
うちのくれちゃんは昨年5月に公園で拾ったのですが、良く似ていて、姉妹か、もしかするとお母さんかもしれないな・・と思っています。
そしてゴールデンウィークに公園の側の民家がのガレージで、子猫3匹とこの猫ちゃんがいるのを発見して、民家の方にボランティアさんと、お願いをしてみたのですが、「保健所に言いますから!」と拒否されてしまいまして、捕獲できなかったのです・・
保健所に連絡すると殺処分になる可能性が高くなります。それも説明をして、でも何か様子がおかしく、おそらく餌をあげていらっしゃったのではないかと思われました。段ボールに毛布などひいておりました。
私もしばらく、どうしたら良いかなと思っていたところ、先週この親子が公園に現れました。
その時は、母猫さんがシャーシャーいいながら、その後ろにちょこんと子猫が1匹座っておりました。
夜ドキドキしながら、一人で捕獲機を抱えて、公園に向かいました。
ベンチにいると、子猫2匹がじゃれながら、ベンチの周りを走ってきまして、母猫もおりました。
若者たちが数人たむろしておりまして、私が捕獲機をセットしようとしていると
「猫とるんちゃうか?」と声が聞こえ、若者たちの注目を一身に浴びながら、捕獲機をセットいたしました。(猫の保護活動をしていることを若者たちに話したらよかったなと後で思いました・・)
すぐに「バシャッ」と音がして、見に行くと、子猫が1匹入っておりました。可哀想ですが、セラピールームに連れ帰り、ボランティさんにお願いをして、預かっていただくことになりました。
生後三か月で、目の大きな美形のキジトラの子でした。保護して、里親さんが決まるまでお世話してくださることが、大変なことで、申し訳なく、感謝で一杯です。
翌日、また夜に捕獲機をもって、公園に行きました。不審者のようです・・
夜遅く、カップルがキスをしており、捕獲機をセットしている私を、怪しげに眺めておりました。
最初、捕獲機に1匹入ったのですが、耳カットをした子で、この辺りにも保護活動をされている方がいるのだなと嬉しくなりました。
そして、夜中の3時についに、お母さん猫が入っておりました。近くの病院で不妊手術をいたしました。一晩安静にしてもらって、お母さんは公園に戻しました。不思議だったのが離して1mほどいったところで、立ち止まり、じっと私を見つめていたのです・・長い時間見つめておりました。
本当にごめんね・・という気持ちで一杯です。おそらく子猫があと2匹ぐらい公園にいるはずです。
歯もしっかり生えている生後3か月ぐらいの子なので、何とか1晩、母猫さんがいなくても大丈夫だったかなと思っています。
↓下の三枚はお母さん猫です。手術前の様子・・本当にごめんね。怖かったかな
外の世界で生き抜くのは大変です。。TNRという活動を皆さんが知ってくださったら良いなと思います。神戸市では平成29年に「人と猫との共生に関する条例」ができました。
人と猫とが幸せにできる街にしていけたらいいですね。この条例を市民はほとんど知らないと思います。私も知らなかったのです・・
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